プロのコツ!ガーデニング
気軽にコンテナガーデンをしてみよう!!
マンションなどお庭がなくても、コンテナなどの寄せ植えでも楽しめます。まずは、簡単にできる寄せ植えから始めてみてはいかがでしょうか?
寄せ植えのコンセプトを考える
まずはガーデニング同様にコンセプトを決めましょう。季節ごとに“春らしく”かわいいイメージや“夏らしく”さわやかなイメージなどもいいでしょう。
主役と脇役の花を選ぶ
コンセプトに合わせて主役となる花・脇役となる花をそれぞれ選んでいきます。
全体のバランスも考えながら、主役となる花は丈の高い花や葉ものを使うと、立体感も出てより豪華にみえます。また、母の日が近いから“カーネーション”クリスマスには“ポインセチア”梅雨の季節には“あじさい”など。イベントに合わせて花を選んでも楽しいですよ。
あまりたくさんの種類を欲張らず、4・5種類程度に抑えた方が全体的にまとまりやすくなります。
色を上手に組み合わせることも、コンテナガーデンを美しく見せるポイントです。淡い色で揃えてみたり、同系色で揃えてみるなど統一性を持たせましょう。オレンジや黄色などを使うと明るさが強調され、ブルーやパープル、ホワイトなどはシックな印象を与えます。同系色でまとめる場合は、それぞれ花の大きさに大小の差をつけるとバランスよくまとまります。
花ばかりではなく、アイビーやプミラなどの葉ものなどを組み合わせてみると全体が引き締まります。
また、開花期や日当たりなどにも注意して、生育条件の似たもの同士を選ぶことも大切です。
コンテナにもこだわってみる
コンセプトに合ったお花を選ぶことも大切ですが、コンテナも同じように選んでみましょう。
デザインや大きさ、色なども数多くありますので、自分のお気に入りを見つけてみましょう。雑貨屋さんで見つけたかわいいバケツやボウルも、底に水抜き用の穴があいているもの(あけられるもの)であれば、どんなものでも鉢になります。それぞれのシーンに合わせて選んでみてください。
初めての人には底の浅いコンテナから始められてはいかがでしょうか?深すぎたり大きすぎたりすると、当然土の量も増え、とても移動できない程重くなりますので、気をつけましょう。
実際に植えてみる
植える際に必要なものは
- 鉢底に敷くネット(底石や土などがこぼれてこないように敷きます。)
- 底石(排水もよくなります)
- 培養土
あとは、スコップや手袋などです。
植える前に、鉢に苗を並べてみて、全体のバランスを見ながら配置を考えていきます。
苗の一つ一つにも向きがありますので、一番美しく見える方向へ向けてあげます。根っこが土から出ないように、土の量などは加減してください。
仕上げにバークチップや化粧砂利などでグランドカバーをしてあげると、見た目の美しさだけではなく、夏の暑さや冬の霜などからも、苗を守ってくれます。
最後に、鉢の底から出てくるぐらいたっぷり水をあげてください。
日常の水やりは、冬場は2日に1回程度、夏場は朝夕の1日2回程度。花の種類などによって異なりますが、鉢の中まで水がしみ込みようにたっぷりあげましょう。